自由項目マッピング機能表示フラグ

目次

1.機能概要
2.管理画面上に追加される項目
3.受注配送先にデータをコピーする場合のテンプレートファイル


1.機能概要

ユーザーウェブでの注文時に、会員や商品マスタ項目の値を、受注データへ自動で反映させる
「自由項目マッピング機能」を利用するかを選択します。
「表示する」を選択した場合、該当の自由項目のマスタに「コピー元項目」という項目が表示されます。

※機能の利用をご希望の場合、弊社サポート窓口までご連絡ください。


コピー元項目を設定できる自由項目と、設定したコピー元項目に対応する各マスタは以下の通り、3種類です。

自由項目 コピー元項目として
コピー可能なデータ
コピーされたデータの反映箇所 コピー可能な操作タイミング
受注ヘッダ
(ORDER_H)
会員(MEMBER) 受注ヘッダのその他情報タブ ユーザーウェブでの注文時
受注明細
(ORDER_D)
商品(ITEM)
※「商品・バリエーション
(ITEM_ITEMPROPERTY_CONFIG)」も含む
受注明細のその他情報 ユーザーウェブでの注文時
ショップ管理ツールで受注を登録、更新時
こちらの設定をご利用ください
受注配送先
(ORDER_SEND)
会員(MEMBER)
アドレス帳(MEMBER_ADDRESS)
アドレス帳オプション利用時のみ
受注ヘッダの送付先情報タブ ユーザーウェブでの注文時

受注配送先のコピー元項目について

受注配送先の自由項目に設定可能なコピー元項目は、会員とアドレス帳(アドレス帳オプション利用時のみ)があります。
どちらもコピー元として設定した場合、注文時にアドレス帳から配送先の住所を選択されたときに、アドレス帳のデータをコピーします。
アドレス帳を利用せずに配送先の住所を設定したときは、会員のデータをコピーします。

アドレス帳のみをコピー元に設定した場合も、注文時にアドレス帳から配送先の住所を選択されたときに、
アドレス帳のデータをコピーします。アドレス帳を利用せずに配送先の住所を設定した場合は、データはコピーされません。


2.管理画面上に追加される項目

下記3つの自由項目マスタに「コピー元項目」という項目が表示されます。
メニュー:ショップ管理ツール > システム設定 > 自由項目管理 > 自由項目登録・照会

・受注ヘッダ
・受注明細
・受注配送先

受注配送先には、以下の項目が表示されます。

・コピー元項目(アドレス帳)
・コピー元項目(会員)


例)受注ヘッダと会員マスタのマッピングの場合

・受注ヘッダの自由項目編集画面にコピー元項目が表示され、会員データの項目が選択できるようになっています。


・受注ヘッダの「その他情報」タブ画面の下部に受注ヘッダの自由項目として作成した会員項目が表示されます。
 (=会員がサイトで買い物をした際、受注データ上で会員マスタの特定項目が確認できる。)


・ショップ管理ツールから受注を登録、更新するときに、受注明細の自由項目に値をマッピングする場合は、
 初期設定「自由項目マッピング:受注登録時受注明細コピーフラグ」をご利用ください。
 受注ヘッダ、受注配送先の自由項目へのマッピングは、ユーザーウェブからの注文にのみ対応しています。

・項目入力形式が「画像形式」「パスワード」の自由項目はコピーができません。あらかじめご了承ください。

・商品マスタの項目を受注明細の自由項目にマッピングする際に、「商品:販売価格」 を選択した場合、
 商品のバリエーションに販売価格が設定されていれば、該当バリエーションの販売価格をコピーします。

・コピー元項目のマスタとコピー先のマスタのデータ形式、例えば項目入力形式や文字数などは、
 双方で同じになるよう設定してください。

・本設定を「表示しない」にした場合も、自由項目編集画面でのマッピングの設定が残っている場合は、
 マッピング機能が動作してしまうためご注意ください。


自由項目以外でも、標準機能として使用している基本項目をコピー元項目として選択することも可能です。


3.受注配送先にデータをコピーする場合のテンプレートファイル

[ご依頼主情報をコピー]ボタンを押したときに、コピー先である受注配送先(ORDER_SEND)の入力欄にデータを表示できるようにする場合は、
本項目を対応してください。

コピー先の項目の入力欄を表示しない場合は、本項目の対応は不要です。


1.受注配送先の自由項目入力欄を設置

受注配送先の自由項目入力欄を、以下のように追記してください。
コピー先の自由項目の番号を指定してください。

	
<tr m:id="IF_SEND_FREE" m:free_item_no="1">
 <th class="title">
  <span m:id="SEND_FREE_TITLE_HERE" m:free_item_no="1">送付先自由項目1</span> 
  <img src="images/icon_hissu.gif" width="25" height="15" alt="必須" m:id="IF_SEND_FREE_HISSU" m:free_item_no="1" />
 </th>
 <td>
  <span m:id="SEND_FREE_INPUT_HERE" m:free_item_no="1">送付先自由項目1</span><br />
  <span m:id="SEND_FREE_COMMENT_HERE" m:free_item_no="1">ここにコメントを表示します</span>
 </td>
</tr>	



2.コピー処理を追加

[ご依頼主情報をコピー]ボタンを押したときに、
ご依頼主(ご請求先)情報欄にある項目を自由項目の入力欄にコピー後の値が反映できるようにします。

以下のハイライトのあるコードを記載してください。
前者では「お届け先の自由項目(コピー先)」、後者では「ご依頼主情報(コピー元)」を指定します。

「お届け先の自由項目(コピー先)」は、「FREE_ITEM1」と記載ある箇所を、ご希望の自由項目の番号に変更してください。

「ご依頼主情報(コピー元)」は、注文情報入力ページ(cart_seisan.xhtml)のご依頼主(ご請求先)情報欄にある項目から、
コピー元となる項目の<input>タグのname情報を入力します。

店舗様ごとで指定する値が異なるため、以上をご確認の上、追記してください。

	
function sendCopyAddress(){
 var names = ["L_NAME", "F_NAME", "L_KANA", "F_KANA", "ZIP", "ADDR1", "ADDR2", "ADDR3", "TEL", "TEL1", "TEL2", "TEL3"];
 for (var i=0; i<names.length; i++) {
  eb$("#SEND_" + names[i]).val(eb$("#" + names[i]).val());
 }
 eb$("input[name^=ORDER_SEND][name$=FREE_ITEM1]").val(eb$('input[name^=MEMBER][name$=FREE_ITEM1]').val());
 getSendHopeDate(null, "ADDR1");
}