本オプションでは、デジタルコンテンツのダウンロード販売を行うことができます。
オプションの利用をご希望の際は、弊社サポート窓口へお問い合わせください。
0.機能概要
1.ダウンロード販売商品の設定方法
2.ダウンロード受注の管理方法
3.ダウンロードの技術的な仕様について
基本的な機能は以下の通りです。
・販売商品をダウンロード販売商品として登録できます。
・購入後、注文完了ページと注文確認メールおよび購買履歴画面に表示されるURLから販売商品をダウンロードできます。
・ダウンロードには、回数制限と時限制限を設定することが可能です。
回数制限と時限制限は システム設定>初期設定 から設定します。
※回数制限と時限制限を商品ごとに設定することはできません。
・初期設定「ダウンロード販売商品同時購入許可フラグ」が「複数同時購入可」の場合のみ、
1回の注文で、複数種類のダウンロード販売商品や、ダウンロード販売商品と通常商品の同時購入が可能です。
・本オプションの導入にあたり、併せてBFサーバにFTPSのアカウントを1つ作成します。
・初期設定「ダウンロード販売商品同時購入許可フラグ」が「複数同時購入可」で、カート内にダウンロード販売商品と
通常商品が含まれる場合に、複数配送先の利用はできません。
android端末の場合、下記のような仕様となっております。
ダウンロードされるファイル名は商品登録より登録したファイル名がそのまま使用されます。
androidの標準ブラウザでダウンロードを行う場合は、ダウンロードファイルを一時的に
商品画像フォルダにコピーし、そのURLにリダイレクトする方法のみサポートしています。
また上記にて商品画像フォルダへコピーする際、zipファイルとなり、
androidユーザーはzipファイルでのダウンロードとなります。
この方法は通常の方法に比べセキュリティレベルが下がりますので、この方法に問題がある場合は、
androidの標準以外のブラウザ(FireFoxやOperaなど)の利用を促してください。
オプションをお申し込み後、FTPSアカウントを発行します。
ダウンロードコンテンツのファイルは、FTPツールでダウンロード専用サーバーにアップロードします。
アップロード先はオプション申込時にご案内いたします。
ユーザーがダウンロードした回数と有効期限は、受注明細で確認することができます。
「ダウンロード回数」はユーザーがダウンロードするたびにカウントアップされ、
下記の初期設定「ダウンロード販売商品制限回数」に達するとダウンロードできなくなります。
「ダウンロード有効期限」は、注文完了時に
下記の初期設定「ダウンロード販売商品期限時間数」を加算することで設定されます。
なお、ダウンロード回数制限・有効期限ともに受注の編集画面で値を変更することで、制限解除・期限延長ができます。
初期設定「ダウンロード販売商品制限回数」は、未設定にすることで制限回数が無制限になります。
また、0を設定すると、1度もダウンロードができなくなりますのでご注意ください。
初期設定「ダウンロード販売商品期限時間数」は、未設定にすることで無期限になります。
また、0を設定すると、有効期限が0時間になりダウンロードができなくなりますのでご注意ください。
ダウンロード販売についても、会員が退会するには、
紐づく受注の入金区分・配送区分にチェックが入っていないと退会ができません。
受注関連のメールフォーマットに、ダウンロードURLを記載して送信することも可能です。
メールフォーマット内に、置換文字#ITEM_DOWNLOAD_INFO#を記載することで、
ダウンロードURLを含むダウンロード情報が出力されます。
注文確定時送信メール(注文確認メール)は受注と同時に自動送信されます。
ダウンロードURLをメールでお知らせしたくない場合は、置換文字を記載しないでください。
実際にダウンロードを受け付けるサーバは、本システムが稼働しているのはサーバーとは、
物理的に異なるサーバで提供しています。
ユーザーウェブでの注文完了画面、注文確認メールおよびユーザーの購買履歴に以下のダウンロードURLが記載されます。
http://[サービスURL]/item_download.html?id=[ダウンロード処理ID]
[サービスURL]はユーザーウェブのURLです。(通常アクセスするURL)
[ダウンロード処理ID]は注文を特定するためのIDです。
このIDを元に内部的に注文を特定し、ダウンロード回数の制限や有効期限を管理します。
上記1のURLクリック時、本システムが稼働しているサーバにアクセスされ、[ダウンロード処理ID]を元に注文データを特定し、
ダウンロード回数と有効期限のチェックを行います。
エラーのある場合はエラー画面を表示し、トップページへの遷移を促します。
この時、内部的にダウンロードを提供するサーバに当該ユーザからのアクセスがある旨の情報が通知されます。
具体的には、本システムサーバから http 通信でダウンロードサーバにリクエストが配信され以下の情報が送られます。
・ダウンロード処理ID(注文データ、つまりダウンロード処理を一意に認識するID)
・ファイル名(ダウンロードを行うファイル名)
・ランダムキー(ランダムな値)
これにより、ダウンロードを提供するサーバはダウンロードを受付するようになります。
その後、ユーザーウェブにファイルのダウンロードを行うURLが表示されます。
URLのフォーマットは以下の通りです。
http://[ダウンロードサーバのURL]/item_download_real.html?id=[ダウンロード処理ID]&key=[ランダムキー]
[ダウンロードサーバのURL]は
実際のダウンロード行うサーバのURL(本システムのサービスURL)[ダウンロード処理ID]は注文を特定するためのIDです。
[ランダムキー](ランダムな値)
ダウンロードサーバは、上記のURLにアクセスされた際に、先ほど本システムサーバから受信した情報と照らし合わせ、
エラーがない場合のみダウンロード要求に応答します。
ダウンロードサーバがチェックする内容は以下の通りです。
・[ダウンロード処理ID]、[ランダムキー]の整合性は正しいか
上記のチェックをパスした場合のみユーザーにファイルがダウンロードで提供され、
パスしなかった場合はエラーを通知するページが表示されます。
ダウンロードサーバはユーザーのファイルダウンロード完了後、実際のアクセスがあったことを本システムサーバに通知します。
これにより本システムサーバはダウンロード回数のカウントアップを行います。
ダウンロードサーバは、事前通知から30分認証情報を保持します。
本システムサーバからアクセス事前通知を受け取った後30分間経過すると、アクセス許可情報は破棄されます。
このアクセス許可情報はユーザーのアクセスで新しく更新されます。
ユーザーが最後にメールや購買履歴のURLをクリックしてから30分間ダウンロード可能となります。
本システムサーバとダウンロードサーバ間の http のAPI通信は、互いにアクセス元のIPアドレスチェックを行います。
アクセスを許可するIPアドレスは初期設定「APIのアクセス元IPアドレス」に設定してください。