GoogleShopping連携カラム設定

目次

1.機能概要
2.デフォルト値について
3.設定例

1.機能概要

GoogleShopping連携で連携する商品データについて、各属性に自由項目など任意の項目を割り当てることができます。
項目を割り当てる際は、「属性名(g:id等)=項目ID(ITEM_CD等)」の形式で指定します。
改行区切りで、複数項目(属性名と項目IDの組み合わせ)を指定できます。

本設定に該当属性(g:id等)が指定されてない場合は、デフォルトの項目(ITEM_CD等)の値が出力されます。
該当属性に対して任意に項目を指定したい場合、その属性に対して「=」で商品マスタの項目IDを指定してください。

デフォルトの項目以外の属性を新たに追加する場合は、
http://support.google.com/merchants/bin/answer.py?hl=ja&answer=188494#JPから追加したい属性をご確認ください。
各商品データ属性に設定されているリンク先に遷移し、「XML フィード」の例にある<>内の値を、属性名として本設定に指定してください。

例)

商品データ属性 属性名 設定例
GTIN [gtin]
(外部サイトに遷移します)
g:gtin g:gtin=FREE_ITEM1
ブランド [brand]
(外部サイトに遷移します)
g:brand g:brand=FREE_ITEM2
サイズ [size]
(外部サイトに遷移します)
g:size g:size=ITEM_ITEMPROPERTY_FREE_ITEM1


注意事項
・項目IDとして指定できるのは、商品マスタの項目のみです。
 ※「GoogleShopping連携バリエーションフラグ」利用時は、商品・バリエーション自由項目も指定可能

・指定した項目の値が未設定の場合は、gsFeed.xmlに出力されません。
 例)g:expiration_date=FREE_ITEM1 
  →FREE_ITEM1が未設定の場合はgsFeed.xmlに出力されません。

 ※以下の属性に限り、特定の値が出力されます。
  g:image_link:指定した項目の値が未設定、または、存在する画像のパスが設定されていない場合、noImage画像を出力
  summary:指定した項目の値が未設定の場合、ITEM_NAMEを出力

・商品マスタに存在しない項目IDが指定された場合、エラーとなりgsFeed.xmlは作成されません。

・descriptionはsummaryに変換されます。
 本設定にはg:description=XXXと指定しますが、gsFeed.xmlで出力される際の属性はsummaryに変換されて出力されます。

・title , description , link を指定する場合、"g:"はつかないためご注意ください。
 本システムは、XMLの形式をAtom1.0(https://support.google.com/merchants/answer/160593?hl=ja)に準拠しています。

・g:additional_image_linkについて、存在する画像のパスが設定されていない場合、noImage画像が出力されます。

・linkには、”サービスURL+設定値”が出力されるため、存在しないパスやサービスURL込みのURLは
 指定しないでください。


gsFeed.xmlに出力したくない項目がある場合、「=」の後を未指定とすれば出力されません。
例)g:expiration_date=


2.デフォルト値について

実際に設定されている内容ではありません。本設定にて属性が未指定の場合に、自動で出力される項目です。

属性名 デフォルト値 備考
g:id ITEM_CD(商品コード) -
title ITEM_NAME(商品名) -
g:price TEIKA(販売価格) 初期設定「gsfeed出力金額形式設定」にて、内税(税込価格)とするか外税(税抜価格)とするかを設定できます。
初期設定「GoogleShopping連携通貨設定」にて、通貨を含めてフィードを作成するかを設定できます。
description ITEM_INFO2(商品コメント) 値が未設定の場合は商品名を出力します。
descriptionはsummaryに変換されます。
g:expiration_date KIKAN_T(表示期間TO) -
g:image_link ITEM_IMAGE1(商品画像1) 存在する画像のパスが設定されていない場合はnoImage画像が出力されます。
g:additional_image_link ITEM_IMAGE2(商品画像2),
ITEM_IMAGE3(商品画像3),
ITEM_IMAGE4(商品画像4)
存在する画像のパスが設定されていない場合はnoImage画像が出力されます。
link item/商品コードの値.html -
g:condition new -
g:availability 在庫状況
どちらか1つが連携されます。

■out of stock
在庫管理フラグが「する」かつ在庫が0の場合

■in stock
「out of stock」の条件に該当しない場合
g:sale_price TIME_SALE_TEIKA
(タイムセール価格)
期間中のタイムセールがある場合にのみ出力します。
初期設定「gsfeed出力金額形式設定」にて、内税(税込価格)とするか外税(税抜価格)とするかを設定できます。
初期設定「GoogleShopping連携通貨設定」にて、通貨を含めてフィードを作成するかを設定できます。
g:sale_price_effective_date TIME_SALE_KIKAN_F/
TIME_SALE_KIKAN_T
(タイムセール期間FROM/
タイムセール期間TO)
期間中のタイムセールがある場合にのみ出力します。
タイムセール期間FROMが未設定の場合は現在時刻を設定します。
タイムセール期間TOが未設定の場合は2099/12/31 23:59を設定します。

初期設定「GoogleShopping連携バリエーションフラグ」が「利用する」の場合、一部属性のデフォルト値が下記になります。

属性名 デフォルト値 備考
g:id 商品コード+バリエーションコード 対象商品に設定されているバリエーション分、
バリエーションコードを「_(アンダーバー)」で連結して出力します。
title 商品名+バリエーション名 対象商品に設定されているバリエーション分、
バリエーション名を「-(ハイフン)」で連結して出力します。
g:price バリエーション価格 -
g:availability 在庫状況 どちらか1つが連携されます。

■out of stock:以下の3件すべて当てはまる場合
・在庫管理フラグが「する」
・在庫単位フラグが「バリエーションごとに在庫管理する」
・バリエーション在庫が0

■in stock:「out of stock」の条件に該当しない場合

3.設定例

設定例1

g:idにのみ、デフォルトである商品コードではなく商品自由項目1を出力したい場合、本初期設定に以下のように設定します。

g:id=FREE_ITEM1


設定例2

初期設定「GoogleShopping連携バリエーションフラグ」が「利用する」の場合のみ、
「ITEM_ITEMPROPERTY_FREE_ITEMn」を指定することで、商品・バリエーション自由項目を指定可能です。
例)g:id=ITEM_ITEMPROPERTY_FREE_ITEM1

なお、カンマ区切りで、左側に商品自由項目、右側に商品・バリエーション自由項目を指定することで、
「商品・バリエーション自由項目」に値が入っていればそちらを、値が入っていなければ「商品自由項目」を出力することが可能です。※1

※1 g:additional_image_linkには、商品項目、商品自由項目、商品・バリエーション自由項目含め、
  カンマ区切りで複数項目を指定可能なため、上記には当てはまりません。
  なお、g:additional_image_linkの出力時の並び順は、本初期設定での指定順にかかわらず、
  商品・バリエーション自由項目の値が後になります。


設定例2-1

商品自由項目1の値:one_size
商品・バリエーション自由項目1の値:未設定
本初期設定での設定内容:g:size=FREE_ITEM1,ITEM_ITEMPROPERTY_FREE_ITEM1

上記の場合、「g:size」として「one_size」を出力します。

設定例2-2

商品自由項目1の値:未設定
商品・バリエーション自由項目1の値:S
本初期設定での設定内容:g:size=FREE_ITEM1,ITEM_ITEMPROPERTY_FREE_ITEM1

上記の場合、「g:size」として「S」を出力します。