Facebookカタログ連携:出力項目マッピング

目次

1.機能概要
2.Facebookカタログへ連携する項目一覧
3.設定手順
4.マッピング可能項目に対応する自由項目の設定方法


1.機能概要

Facebookカタログ連携利用時に、各フィールドの出力値として割り当てる商品マスタの項目を指定します。
「フィールド名:商品マスタの項目ID」の形式で設定することで、マッピングができます。
カンマ区切り、または、改行区切りで複数指定できます。



Facebookカタログへ連携する項目には、必須項目と任意項目があります。
いずれも、本設定でマッピング可能な項目があります。

・必須項目:マッピング可能項目
      マッピング不可項目

・任意項目:マッピング可能項目
      マッピング不可項目


マッピング必須項目について

以下の項目については、本設定にて組み合わせを登録する必要があります。

・id
・title
・description
・image_link
・status(連携テスト時のみ



連携必須項目(マッピング可能)

以下の項目は、Facebookカタログに必ず連携されます。
それぞれの項目は、商品マスタの各項目や商品自由項目を使ってマッピングできます。

No.
Facebook
カタログの
フィールド名
説明 マッピングする
商品マスタの項目IDの例
備考
1
id 商品のコンテンツID ITEM_CD マッピング初期値:ITEM_CD(商品コード

一意である必要があります。

※文字数制限:半角100文字まで
2
title 商品名 ITEM_NAME マッピング初期値:ITEM_NAME(商品名

※文字数制限:半角150文字まで
3
description 商品の説明 ITEM_INFOn
例:ITEM_INFO1
マッピング初期値:ITEM_INFO1(商品コメント1

文字数制限:半角9999文字まで
4
condition 商品の状態 FREE_ITEMn 設定可能な値は、以下の通りです。

new、refurbished、used

マッピングをしない場合は、「new」を出力します。
5
link 商品ページのURL FREE_ITEMn マッピングをしない場合は、
商品詳細ページ(item_detail.xhtml)のURLを出力します。
6
image_link 商品メイン画像のURL ITEM_APPEAL_IMAGE 商品画像はJPEGまたはPNG形式で500×500ピクセル以上、
最大8MB以内である必要があります。

マッピング初期値:
ITEM_APPEAL_IMAGE(アピール画像
7
brand 商品のブランド名 FREE_ITEMn それぞれ「brand」「gtin」「mpn」として出力される項目です。
「brand」のみ、3項目いずれもマッピングしない場合に、
サイト名を「brand」として出力します。

文字数制限:半角100文字まで
8
gtin 商品の国際取引商品番号 (GTIN) FREE_ITEMn
9
mpn 商品の製造番号 FREE_ITEMn
10
status 商品の表示に関する設定 FREE_ITEMn 設定可能な値は、active、archivedのいずれかです。

・active …… 商品が表示されます。
・archived …… 商品は表示されません。

連携テストをする際は、必ずマッピングし、
「archived」を指定してください。

マッピングをしない場合は、「active」として扱われます。

連携必須項目(マッピング不可)

以下の項目は、Facebookカタログに必ず連携されます。
システム上の値を出力するため、マッピングはできません。

No.
Facebook
カタログの
フィールド名
説明 備考
11
availability アイテムの現在の在庫 in stock (在庫あり)out of stock (売り切れ)の
いずれかが動的に設定されます。

・在庫管理をしない商品の場合 …… in stock

・在庫管理をする商品の場合
 商品の在庫数が1以上の場合 …… in stock
 商品の在庫数が0の場合 …… out of stock
12
price 商品の価格 初期設定「Facebookカタログ連携:連携バリエーション価格
での設定に準じます。


連携任意項目(マッピング可能)

以下の項目は、マッピングしていた場合に、Facebookカタログに連携されます。
商品自由項目(FREE_ITEMn)を使ってマッピングできます。

No.
Facebook
カタログの
フィールド名
説明 備考
13
item_group_id バリエーショングループのID 文字数制限:半角100文字まで
14
google_product_
category
Googleの商品カテゴリ Googleの商品カテゴリについてはこちらをご参照ください。
15
fb_product_category Facebookの商品カテゴリ Facebookの商品カテゴリについてはこちらをご参照ください。
16
color 商品の色 文字数制限:半角200文字まで
17
gender 商品の対象となる性別 設定可能な値は、以下の通りです。

female、male、unisex
18
size 商品のサイズ -
19
age_group 商品の対象となる年齢層 設定可能な値は、以下の通りです。

adult、all ages、teen、kids、toddler、infant、newborn
20
material 商品の素材 -
21
pattern 商品のパターン -
22
country 国名 マッピング自体は個別に設定しますが、
Facebook側のIDは「shipping」に統一されます。
23
region 地名
24
service 配送サービス
25
shipping.price 送料
26
shipping_weight 商品の配送重量 -
27
custom_label_0 商品をフィルタリングするための
ラベル
-
28
custom_label_1
29
custom_label_2
30
custom_label_3
31
custom_label_4
32
custom_number_0 商品をフィルタリングするための
番号
-
33
custom_number_1
34
custom_number_2
35
custom_number_3
36
custom_number_4
37
product_type 商品カテゴリを設定 商品カテゴリについてはこちらをご参照ください。
38
label 任意の追加属性 マッピング自体は個別に設定しますが、Facebook側のIDは
「additional_variant_attribute」に統一されます。
39
additional.value
40
value 商品価格 測定単位 (「100円 / cm」など) で販売される商品の商品価格。

マッピング自体は個別に設定しますが、
Facebook側のIDは「unit_price」に統一されます。

※unitに設定可能な値は以下の通りです。

センチリットル:cl
センチメートル:cm
カウント:ct
立方メートル:cbm
フィート:ft
流体 オンス:fl oz
ガロン:gal
グラム:g
インチ:in
キログラム:kg
リットル:l
メートル:m
ミリグラム:mg
ミリリットル:ml
オンス:oz
パイント:pt
ポンド:lb
クォート:qt
平方フィート:sqft
平方メートル:sqm
ヤード:yd
41
currency 通貨
42
unit 単位
43
expiration_date 商品の販売期間 販売期間を過ぎた商品は表示されません。
44
mobile_link モバイル向けページのURL -
45
applink アプリへのリンクURL -
46
disabled_
capabilities
特定のチャネルへの表示制御 設定可能な値は、以下の通りです。

・mini_shops …… FacebookまたはInstagram のショップ
・marketplace_shops …… マーケットプレイス
・ig_product_tagging …… Instagramでの商品タグ付け
・da …… カタログ広告(旧ダイナミック広告)

連携任意項目(マッピング不可項目)

各オプション利用時に、以下の項目が、Facebookカタログに連携されます。
システム上の値を出力するため、マッピングはできません。

No.
Facebook
カタログの
フィールド名
説明 備考
47
sale_price タイムセール価格 タイムセール価格を出力します。
出力される商品価格は、
初期設定「Facebookカタログ連携:連携バリエーション価格
での設定に準じます。

タイムセールオプション使用時のみ
48
sale_price_
effective_date
セールの開始日時と終了日時、
およびタイムゾーン
タイムセール期間を出力します。
タイムゾーンは「UTC+9.00」で固定です。

タイムセールオプション使用時のみ
49
additional_
image_link
image_link以外の追加商品画像 以下の商品画像を、最大20個までカンマ区切りで出力します。

文字数制限:半角2000文字まで

商品画像1~4
・バリエーション画像
 ※バリエーション画像オプション使用時のみ



3.設定手順

1.登録するマッピング項目に対応する自由項目を設定

必須項目(マッピング可能項目)任意項目(マッピング可能項目)のうち、自由項目をマッピングする項目を決めてから、
項目に対応する自由項目を登録します。

登録方法については、4.マッピング可能項目に対応する自由項目の設定方法を参照してください。


2.登録した商品の自由項目の値を設定

登録した商品の自由項目に、値を設定します。
各商品の商品情報変更画面、もしくは、商品一括アップロードを利用して、自由項目に値を設定してください。


3.初期設定「Facebookカタログ連携:出力項目マッピング」にマッピング項目を設定

「フィールド名:商品マスタの項目ID」の形式で、マッピングする項目を設定してください。
例)id:ITEM_CD,image_link:ITEM_APPEAL_IMAGE,gender:FREE_ITEM2,material:FREE_ITEM4



4.マッピング可能項目に対応する自由項目の設定方法

2.Facebookカタログへ連携する項目一覧のマッピング可能項目に対応する自由項目の設定方法についてご紹介します。


1.特定の値を設定する項目の場合

項目入力形式には、プルダウンもしくはラジオボタンを選択し、
2.Facebookカタログへ連携する項目一覧の「備考」にて指定された値を商品自由項目項目選択肢に設定してください。
商品編集画面にて、登録した自由項目の選択肢からいずれかを設定します。

自由項目登録画面の他の必須項目については、任意の値を設定してください。

以下は「status」の登録例です。



特定の値を設定する項目

・condition
・status
・gender
・age_group
・unit
・disabled_capabilities



2.自由な値を設定する項目の場合

商品自由項目項目入力形式には、1行テキストもしくはテキストエリアを選択してください。
最大文字数には、2.Facebookカタログへ連携する項目一覧の「備考」に記載の文字数を指定してください。
商品編集画面にて、登録した自由項目に適当な値を入力します。

自由項目登録画面の他の必須項目については、任意の値を設定してください。

以下は「brand」の登録例です。




3.画像を設定する項目の場合

商品自由項目項目入力形式には、画像を選択してください。
商品編集画面にて、登録した自由項目に画像を登録します。

自由項目登録画面の他の必須項目については、任意の値を設定してください。

以下は「image_link」の登録例です。



画像を設定する項目

・image_link